【症例報告】座っていると痛みが増し、立ち上がりがつらいぎっくり腰の30代女性

query_builder 2026/10/14
瀬戸市接骨院
【症例報告】146 ぎっくり腰


■ 患者様情報

30代・女性


■ ご来院時のお悩み

今回ご紹介するのは、約2週間前から続く腰の痛みを主訴に来院された30代女性の症例です。

来院の約2週間前から腰に痛みが現れ、特に長時間座っていると徐々に痛みが強くなる状態が続いていました。

また、座った姿勢から立ち上がる際など、動き始めに腰の重さや強い痛みを感じることも大きなお悩みでした。

これまでも同じような腰の痛みが現れることはあったものの、普段であれば時間の経過とともに徐々に落ち着いていたそうです。

しかし、今回は2週間ほど経過しても痛みの軽減がみられず、日常生活での動作にも負担を感じる状態が続いていたため、当院へご相談いただきました。


ぎっくり腰というと、突然強い痛みが現れて動けなくなる状態をイメージされる方も多いかもしれません。

しかし、腰の痛みの現れ方には個人差があり、今回のように座っている時間が長くなるにつれて痛みが増したり、立ち上がる瞬間に強い痛みを感じたりするケースもあります。


今回は、痛みが続いている期間や症状が強くなる動作を確認しながら、腰だけでなく股関節や骨盤周囲の動きにも着目して身体の状態を確認しました。


■ 身体の状態・所見

初回来院時に身体の状態を確認したところ、腰椎の反りが少なくなっており、上体を前後に動かす動作に制限がみられました。

特に、上体を後ろへ反らす後屈動作で可動域の制限が目立っていました。

また、腰から背中にかけて位置する脊柱起立筋の緊張が強く、股関節や仙腸関節にも動きの制限が確認されました。

主な身体所見は以下のとおりです。


・腰椎の生理的な反りが減少している
・上体を前方へ曲げる前屈動作に制限がある
・上体を後方へ反らす後屈動作で特に強い制限がある
・腰部の脊柱起立筋に強い筋緊張がみられる
・股関節の可動域に制限がある
・仙腸関節の動きにも制限がみられる
・確認した範囲では神経症状はみられない


脊柱起立筋とは、背骨に沿って位置し、姿勢の保持や上体を起こす動作などに関わる筋肉です。

この筋肉の緊張が強い状態では、腰を曲げ伸ばしする際に動きにくさを感じたり、周囲の組織に負担がかかったりする場合があります。

また、仙腸関節は骨盤の仙骨と腸骨をつなぐ関節で、股関節とともに身体を支える働きに関係しています。

立ち上がる動作では、腰だけでなく股関節や骨盤周囲も連動して動くため、これらの部位に可動制限があると、動作時の負担に関係する可能性が考えられます。


今回の患者様についても、腰部の筋緊張に加え、股関節や仙腸関節の動きに制限がみられたことから、腰だけに着目するのではなく、周囲の関節の動きも考慮する必要があると判断しました。

ただし、確認された筋緊張や関節の可動制限だけで、腰痛の原因を特定できるものではありません。


■ 施術内容と施術後の変化

今回の施術では、腰部の脊柱起立筋の緊張に配慮しながら、仙腸関節や股関節の可動性を高めることを目指しました。

実施した施術は、鍼灸施術とストレッチ運動です。

鍼灸施術は鍼灸師が担当し、腰部の筋緊張へのアプローチを目的として行いました。

脊柱起立筋は姿勢の保持や腰の曲げ伸ばしに関わるため、筋肉の緊張状態を考慮しながら施術を進めました。


また、初回来院時には股関節と仙腸関節にも可動制限が確認されていたことから、これらの部位の動きを考慮したストレッチ運動を取り入れました。

腰を動かす際には、股関節や骨盤周囲の動きも関係しています。そのため、腰部だけに負担が集中しないよう、身体全体の動きのつながりを意識することが大切です。


今回は動作時に強い痛みがみられたため、無理に腰を反らしたり、可動域を広げようとしたりせず、痛みの状態に配慮しながら施術を行いました。


【初回施術後の変化】

初回施術後に身体の動きを確認したところ、来院時と比較して腰部の可動域に変化がみられました。

施術後も腰の痛みは残っていましたが、ご本人からは「来院時と比べると痛みが半分程度になっている」との実感が聞かれました。

つまり、初回の段階では痛みがなくなったわけではないものの、動作範囲については施術者が変化を確認し、痛みの程度についてもご本人から軽減したとのお話がありました。

なお、痛みの程度はご本人の主観的な評価であり、可動域の変化とは分けて捉える必要があります。

※施術後の経過や感じ方には個人差があります。


■ その後の経過


【3回目のご来院時】

施術を継続し、3回目の来院時には、ご本人から腰の痛みや動作時の痛みがほとんどなくなったとのお話がありました。

初回来院時に強く感じていた立ち上がりなどの動作時痛についても、ほぼ気にならない状態になっているとのことでした。

身体の状態を確認したところ、初回来院時に減少していた腰椎の反りについても変化がみられ、初回と比較して反りが増していました。

初回は腰椎の反りの減少や上体の後屈制限が目立っていましたが、経過の中で腰椎の反りにも変化が確認されました。

今回の症例では、痛みの程度についてのご本人の実感と、身体所見として確認できた腰椎の反りの変化が、それぞれ経過として記録されています。


【現在の通院状況】

現在は、ご本人のご希望により、予防的な身体のケアも兼ねて月1回程度のペースで来院を継続されています。

腰痛は、そのときの痛みだけでなく、日常生活における姿勢や身体の動かし方など、さまざまな要素が関係する場合があります。

そのため、今後もご本人の身体の状態や日常生活での負担を確認しながら、無理のない範囲で身体のケアを続けていくことが大切だと考えています。


■ 同じようなお悩みの方へ

ぎっくり腰や腰痛は、突然強い痛みが現れる場合だけでなく、今回の症例のように長時間座っていると徐々に痛みが増したり、立ち上がる瞬間に強い痛みが出たりすることもあります。

腰の動きには股関節や骨盤周囲の動きも関わるため、腰だけでなく身体全体の状態を確認することも大切です。

痛みがあるときに無理に腰を反らしたり、強くストレッチしたりすると、かえって負担になる場合があります。

普段であれば落ち着く腰痛が長引いている場合には、自己判断で無理をせず、必要に応じて医療機関で状態を確認しましょう。


当院でも、腰部の筋緊張や関節の動きなどを確認し、一人ひとりの状態に合わせた施術・ケアのご相談を承っております。

このようなお悩みはありませんか?


・ぎっくり腰の痛みがなかなか軽くならない
・長時間座っていると腰が痛くなってくる
・椅子から立ち上がる瞬間に腰が痛む
・腰を前後に動かすと痛みや動かしにくさがある
・以前から繰り返している腰痛が気になる


足の強いしびれや力の入りにくさ、排尿・排便の異常、発熱、転倒後の強い痛みなどがある場合は、整形外科などの医療機関へご相談ください。


■ 当院案内

当接骨院は、瀬戸市で、「ぎっくり腰」(急性腰痛)などでお悩みの方に向けた施術・ケアのご相談を承っております。

国家資格を持つ柔道整復師や鍼灸師といった身体の専門家が、施術を担当しておりますので、安心してご自身のケアに専念していただけます。

また、交通事故による怪我(むちうち・腰痛など)に関するご相談は無料で承っております。被害者事故はもちろん、加害者事故・物損事故・自損事故も対応!基本自己負担金0円での施術にも対応しておりますので、ご不明点はお気軽にお問い合わせください。

平日は20時まで受付、土曜・祝日も営業しております。お仕事帰りやお忙しい方にも通いやすい体制でお待ちしております。


【完全予約制で待ち時間が短く、当日予約も可】
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